セックスレスが原因で離婚してしまう人たちもいるほどやっかいなセックスレス。
しかし、セックスレスの定義とは?と聞かれて、的確に説明するのは意外と難しいものです。
セックスレスの定義とは一体何なのでしょうか。詳しく解説していこうと思います。
セックスレスの定義とは!?
セックスレスの定義ですが、まず言えることとして「1ヶ月以上肉体関係がない」というのが一つの判断基準になります。
また、1ヶ月セックスレスの状態が続くと更に2ヶ月、3ヶ月と続くケースが多いようです。
それではセックスレスの定義について詳しく解説します!
セックスレスの定義とは!?
1ヶ月以上関係がないとセックスレス
日本性科学会によるセックスレスの定義は「夫婦間で月に一度も性の営みをもたなかった場合」とあります。
ここで、「え!?そんな短い期間セックスしてないだけでセックスレスなの!?」と思った人も多いのではないでしょうか。
意外と短いですよね?実際会社に働きに行っていたら、次の日のこともありますし、遅くまで働いてクタクタになって帰宅して「さあ、セックスしましょう!」とは、あまりならないですよね。
出来る限り休みたい、体力を回復させたいと思うので、わざわざ寝る時間や自分の自由時間を使って体力を更に消耗したくはないはずです。
そうこうしていたら1ヶ月していなかった!なんてことはあるかもしれません。
1ヶ月以上関係がないセックスレスの状態は2ヶ月、3ヶ月継続しやすい
統計的に1ヶ月以上セックスをしていない夫婦・カップルは2ヶ月、3ヶ月とセックスレスの状態が継続する可能性が高まる傾向があります。
確かに、1ヶ月しなくても日常生活は送ることができますし、セックスをしなくても病気にはならないですし、勿論死ぬことはありません。
その「しなくても良い生活」が普通になると2ヶ月、3ヶ月…半年、1年とレスの期間が延びていってしまうのです。
そうなると、次に「セックスしたい」と思っても、どのように誘えば良いかが分からなくなったり、恥ずかしくなって中々一歩を踏み出すことができなくなります。
現代はセックスレス夫婦の割合が多い!?
以前と比べると、セックスレス夫婦の割合が多くなってきています。
1ヶ月以上セックスをしていない夫婦の割合は3割前後まで占めており、予備軍を合わせると6割とも言われています!
それでは詳しく解説していきます!
現代はセックスレス夫婦の割合が多い!?
現代は3割前後の夫婦が1ヶ月以上セックスしていません
現代の夫婦は30%の夫婦がセックスレスであるという状況で社会問題にもなっており、離婚原因の理由にもあげられています。
上記にもありますが一度、特にしなくてもいいものとなってしまうと生活の中での優先順位が下がり、後回し後回しになっていくうちに気付けば1ヶ月以上していなかったということになるのです。
現にセックスをしなくても仲の良い夫婦もいますし、元からそれほどセックスに興味がなかったというパターンもあります。
お互いが、セックスがなくても良いと思っている夫婦なら良いですが、一方が本当はすごくしたいと思っている場合はとても寂しいことですよね。
セックスレス予備軍とあわせると6割の夫婦がセックスレスと関係あり
3割の夫婦が月に1度もセックスがないというだけでも、何だか寂しい気持ちになるのに、更に3割程の人が月に1回〜2回という状況です。
ということは、セックスレス予備軍とセックスレス夫婦を合わせると6割もの夫婦が満足にセックスができていないということになります。
ただし、あくまで統計的なものなので6割の夫婦全員が不幸せと感じたり、夫婦仲が悪いという訳ではありません。
しかし、日本は諸外国に比べても夫婦間のセックスの頻度が少ないですし、どこか性に関してはオープンにしてはいけない風潮もあります。
また、女性から積極的に誘ってはいけないような雰囲気があったりすることも、セックスレスに関係しているのではないでしょうか。
セックスレスになったきっかけは!?【要注意】
セックスレスの夫婦が昔より増えてきていますが、そもそもなぜそんな状態になってしまうのでしょうか。
最初はお互い愛し合っていたのに、なぜ?
子供の出産や成長だったり、仕事が忙しいなどはよく聞きますが、他にも様々な理由があります。
ご自身がどれか当てはまっていないか、もしくは当てはまりそうだなという項目がないかチェックしてみてください!
セックスレスになったきっかけは!?【要注意】
結婚や同棲を境に
結婚や同棲をきっかけにセックスレスになることは多いです。
毎日一緒にいる時間が長くなることで、新鮮味や緊張感がなくなってしまうことが大きな原因でしょう。
特に男性はいつでもセックスすることができる女性に対して安心感を感じるのと、同時に違う女性ともセックスしてみたいとスリルを求めます。
女性は女性で「もう慣れた相手だから今更女性と見られなくてもいいし、相手のことも男性とみれなくなってきた」と意識しなくなり、段々対応が適当になってしまいます。
そうなると、自然と回数が減っていくのも理解できますね。
セックスで失敗したことがあった
セックスで何か失敗してしまったことや、ダメ出しを受けてから、それがきっかけになってセックスレスになることも多いです。
特に男性はメンタルが繊細というか、打たれ弱いところがあるので女性の何気ない一言に傷ついてしまうことがあります。
ですから、女性は男性に伝えたいことがある時、特に性に関する発言には細心の注意を払う必要があります。
セックスが男性側の原因で、できなかった時つい責めるような言い方になっていませんか?
あからさまに溜息をついたりしていませんか?そういう態度もプレッシャーになるので気をつけましょう。
こういう場合はセックスレスになるかどうかは、女性次第なのかもしれません。
痛いから
これは女性にとって深刻な悩みですが、セックスレスのきっかけとしても多いと思います。
物理的に痛いことは誰しもが嫌ですよね。身体的な問題があって痛みがある人もいますが、どちらかと言うと男性側の思いやりのないセックスのために痛みがあるという人、また拒否することでセックスレスになりたくないが為に我慢している人が多いのではないでしょうか。
そして、初めは我慢していたとしても、いつかは我慢も限界になり何度もセックスを拒否することで疎遠になってしまうのです。
妊娠、出産をきっかけに
妊娠・出産を経験し、セックスができない期間がどうしてもできてしまいます。
そして、そのままセックスをしないことが当たり前のことになってしまい夫婦生活がそのまま復活しないパターンも多いです。
女性としては、大事な命を守るために頑張っているし、ホルモンのせいなの!!と言いたいところですが男性からしたら、理解することが難しいのも理解ができます。
また、出産の際に立ち合いをしたのが原因でセックスレスになってしまったという話も聞きます。
(更に絆が深くなってセックスレスにならない夫婦もいます)女性としては、「こんなことになるなら、させなきゃよかった…」ですね。
子供の成長と共に
子供が、まだ小さい時は少しの隙にセックスをするタイミングは見つけやすいですが、成長するとともに場所や時間が制限されて回数が減っていくというパターンもあります。
実際子供が小さいうちは寝るのも早いですし、正直まだまだ知識もないですが大きくなると夜更かしをするようになりますし、今の子供はマセているので早いうちからセックスについての知識があります。
性教育的なこともありおちおちセックスしていられません。そうなると自然に回数は減っていき最数的にはセックスレスになるのです。
仕事や子育てが忙しい
仕事や子育てが忙しく、身体的・精神的な疲れからセックスが少なくなってくるというのも現状です。
共働きの世帯も多く、最近は育児に協力的な男性も増えてきました。
しかし、まだまだ育児は女親がするものだという風潮があるので母親の負担は大きく、セックスをしようという気にはなりません。
また、男性も朝早くから夜遅くまで仕事をしている人も多いので、とてもじゃないですが女性を気遣うようなセックスはできませんし、そもそもセックスをする気にもなりません。
そのせいで、セックスの優先順位は下がりセックスレスになるのです。また、父親、母親になってしまい女と男ではなくなってしまうのも原因だといえるでしょう。
まとめ
セックスレスの定義はコレ!
セックスレスの定義は以外にも1ヶ月という短い期間で、現代は3割にものぼる夫婦がセックスレスの問題を抱えています。
また、1ヶ月性行為をしなかったら続けて2、3ヶ月その状態が続く人が多いようです。
仕事が忙しかったり、子供の成長でセックスの機会が減ったという夫婦も多いので、2人の時間を確保するために話し合うのも大切になってくるでしょう。